救急車はどうして白いの?

 どうして白になったかははっきりしませんが,救急というものが始まっていた当時,外国から輸入した車が白だったことや,白が清潔なイメージであることなどの理由によるものではないかと言われています。
 救急車は,「その他の緊急自動車」に分類されますから白色ですが,側面に赤色の線が入っています。これは,東京消防庁が昭和11年に救急業務を開始するときの救急車6台に入れられたのが始まりで,その理由は東京では日本赤十字社が白塗りの救急車で救急業務を行っていたためこれと区別するためとする説と,消防が行うものであるから消防車の赤を取り入れたという説があります。

 

2021年10月06日