住宅用火災警報器の維持管理をしましょう。
住宅用火災警報器の寿命
個別に設置していただいた住宅用火災警報器「以下 住警器と呼ぶ」は,内蔵電池の寿命が10年と言われています。(購入年月と各機種の取扱説明書をご確認下さい。)
正しい位置に取り付けられていますか?
1 全ての寝室の天井や壁に取り付けてある。
2 寝室が2階以上の場合,階段の踊り場の天井や壁に取り付けてある。
3 天井に取り付けた場合,壁やハリから60cm以上離れている。
4 壁に取り付けた場合,天井から15cm以上50cm以内にある。
5 エアコンの吹出口から,1.5m以上離れている。
6 模様替えで家具等が住警器の近くになっていないか。
   ※寝室・階段の踊り場は「煙」に対応する住警器。(義務対象)
   ※台所は「熱」に対応する住警器。(推奨で義務対象外)
お手入れの方法
住警器は,ホコリ等が付着すると誤作動や感知しづらくなりますので,定期的に乾拭きしましょう。(詳しくは取扱説明書をご確認ください)
   ※有機溶剤(ベンジン,シンナー等)は使用しない。
   ※水洗いはしない。
   ※検知口はふさがない。
点検の方法
住警器のボタンを押して(ひもを引いて)作動音を確認します。(年2回程度)
 〇正常:「ピッ 正常です」「ピーピーピー火事です」や「ピーピーピー」と鳴ります。
   ※機種により作動音が異なります。
 〇異常:ボタンを押して(ひもを引いて)も無音の場合。
   ※電池が正しく接続されているか確認しても無音の場合は,故障が考えられます。取扱説明書の確認やメーカーへ
     の問合せをしてください。
電池切れや故障
電池切れや故障時には,何もしていないのに作動音が鳴ります。
 〇電池切れ:一定の間隔で「ピッ 電池切れです」や「ピッ」と鳴り,作動表示灯が点滅します。
   ※電池の容量が少なくなり,交換の時期をお知らせします。取扱説明書を確認して,電池を交換するか住警器の交
     換をしてください。
 〇故障:一定の間隔で「ピッピッピッ」と鳴り,作動表示灯が点滅します。
   ※住警器の異常をお知らせします。取扱説明書の確認やメーカーへの問合せをしてください。
その他の注意事項
脚立や椅子等を使用して,お手入れや点検を行う場合は,転落事故等に十分注意してください。
今後も安心した生活を送るために,定期的な点検を行い作動音の確認をするとともに,電池の寿命がきましたら電池交換や住警器の交換をお願いします。
お問い合わせ先
●宮城県大崎市古川千手寺町二丁目5-20
●大崎消防本部 予防課
 TEL:0229-24-4268
 Email:yobou02@oosakifire119.jp